2016/02/22退職後の手続き
仕事辞めたい、転職したいといつも考えているにも関わらず、色々と考えすぎて結局は現状に満足と自分に言い聞かせたり、一歩踏み出すことをこわがっていませんか?そこには精神的な交錯が見えてくるのです。その交錯が続く限り、未来への第一歩はいつまでも踏み出せないままです。
辞めたくても辞められないのは、辞めることと続けることのメリットとデメリットをそれぞれを頭の中で考えてしまい、天秤に掛けている状態だからです。この天秤が揺れ続けるから、辞めたいのに辞められないという心理的な理由を作りだします。会社に所属し仕事をしているという視点から見れば、「辞めたいのに辞められない」と言えますが、転職をするという視点から見れば、「始めたいのに始められない」ということになります。
これを細かく分析すると、新しい事に踏み出したいというのは心理的メリットで、会社に残れば今の状況が保てるというのは経済的なメリットです。ですが、経済的メリットは安心という心理的メリットを作ります。大人になるとあらゆる困難に耐えられるようになり、その中で物事を楽しむ余裕が生まれます。言い換えれば、現状を受け入れながらそれなりに楽しく過ごそうとするのです。
現状を受け入れながら過ごす事と、新しい事にチャレンジする事を妄想しながら天秤に掛ける時間というのは、意外にも当人にとっては心地よい時間となっています。今の状況のまま、未来の新しい自分をイメージする楽しい時間、それが原因となっていつまでも転職への行動がとれなくなるのです。
仕事を辞めたいのに辞められないという人は、はっきりした自分を持っていない可能性があります。特に、スキルの面ではっきりした自分を確立していないことが多いかもしれません。転職して仕事を行う場合には、スキル面での自己確立ができていれば、以前よりもキャリアが認められ仕事もしやすくなるはずです。もちろん業種や職種によりますが、やりたいことがあってもスキルがないと自信を持つことができません。よって、スタートを切ろうとしない原因となります。会社に所属しながら余裕のある時間でスキルを身に付けようとしても、ほとんどの人は本気で取り組むことができないでしょう。
本気とは進んで化けるということです。そこにはある程度の強制力が必要になります。どんな状況でも節制ができる人というのは、心が差し迫ってなくても進んで化けることができるのです。おそらく若い頃からそれができる人というのは、既にもう成功しているでしょう。節制の体質を大人になってから変えることは非常に難しいことです。例えば、明日殺されるから会社を辞めて一刻も早く新しい職を探さなければならないとなったとき、新しい未来に対して希望がある人よりも、危機感のある人の方が行動力は増します。
辞めたいのに辞められない場合には、現状から踏み出さないことがどれだけ未来に対して危機なのかを紙に書き出してみてください。仮に、今の月収が手取り35万円だったとします。この状況にある程度満足していれば、辞めたいのに辞められなくなります。ですから、転職したいと思っても心の天秤が揺れ続けることになります。
こういった時には、転職して月収50万円を獲得したときのことを考えるようにしましょう。月収40万円なら、どのようなことが出来るのかを洗い出してみます。そして、月収50万円になれば○○○ができる、月収35万のままでは○○○ができないと未来に良いイメージを頂くのではなく、現在を危機的なイメージに持っていくのです。今の月収では○○○をするには○万円足りない、と考える方がより転職に向けて行動力を発揮できるのではないでしょうか。
今働いている会社を退職し、転職するというのを決断するというのはなかなか大変なことです。退職や転職することが挫折であると考える人も中にはいます。また、転職した後に後悔するかもと不安になる人もいるでしょう。他にも様々な理由で、退職や転職の決断をできない人がいます。一番苦しむのはどちらかを決断できずに、ずるずるといってしまうことです。ですから、どちらの場合であってもハッキリと決断することが非常に大切です。
会社を辞めたいと思う気持ちとうつ病には深い関係があります。中には、会社を辞めたいと思うこと自体がうつ病だという人さえいます。会社を辞める理由は、キャリアアップのための転職、理不尽なパワハラを受けている等人それぞれです。会社を辞めたいと思ったらうつ病というのは絶対ではありません。そして、会社で受けるストレスが原因で発症したうつ病は、精神病とは無関係なことが多く、精神科の対象ではなく心療内科の担当です。
会社を辞めてから転職活動を行う際には、いろいろと手続きをしなければなりません。転職に慣れている方であれば手続きについては問題ないと思います。ですが、初めての方には少しわかりにくいかもしれません。何からすればいいのか悩んでしまう人も多いと思います。まず最初にやらなければいけないのは、失業保険の受給手続きや健康保険、年金の変更手続きになります。失業保険の受給方法や健康保険、年金の手続きについてご紹介します。