仕事辞めたい時の退職時は手続きも大切

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2016/02/22退職後の手続き

仕事を辞めても明日は来る

退職後の手続き

退職後の手続き

今の仕事を辞めたいという願いが叶い、転職先も無事見つかったのはいいですが、失業保険の受給手続きや健康保険、年金の変更手続きが必要になることを忘れてはいけません。退職後の転職活動が初めてであれば、どのように手続きをすれば良いのかわからないという人がいると思います。失業保険の受給方法や健康保険、年金の手続きについてご紹介します。

失業保険を受ける

失業保険を受ける

福利厚生が整った会社であれば必ず雇用保険に加入しています。雇用保険とは、将来退職した際に失業保険の給付を受けられる労働保険制度です。ですが、失業保険は退職後にすぐ受給できる場合とそうではない場合の2種類の資格があります。
失業保険を受給する方法は、会社都合による退職と自己都合による退職の2種類です。会社都合による退職とは、リストラなどで会社をクビになってしまった場合のことです。この場合には、退職後すぐに失業保険の受給手続きができます。自己都合による退職とは、転職などによって自分から退職する場合のことです。自己都合による退職の際には、3ヶ月後でないと失業保険は受給できません。さらに、失業保険を受給するためには会社から渡される離職票が必要になります。それを持ってハローワークに行き、自分が無職であることを認定してもらいます。
また、離職票の他に雇用保険被保険者証、運転免許証、認印、通帳、照明写真が必要です。失業保険請求手続きを終えると、指定した預金口座に給付金が振り込まれます。また失業保険給付中は仕事ができません。それは、失業保険が新しい仕事を探すために支給されている給付金だからです。仕事をしていることがばれると、給付金の支給は停止します。ですが、例外的に週20時間以下のアルバイトであれば、仕事とはみなされずに働くことが可能です。

健康保険の切り替え

健康保険の切り替え

在職中は社会保険に加入しており、企業と被保険者が折半で保険料を支払う方式の保険制度です。会社を退職すると、社会保険への加入はできなくなり、国民健康保険に切り替えなければなりません。国民健康保険は、社会保険に加入していない国民すべてが加入義務のある保険制度です。社会保険の加入資格を喪失したら、速やかに国民健康保険に加入しましょう。
国民健康保険に切り替えるには、社会保険の資格喪失届の提出が必要です。また、加入の際には、離職票、退職証明書が別途必要になります。加入手続きはその場で行ない、国民健康保険の保険証は即日発行されます。国民健康保険の保険料は前年度の収入に対して一定の料率をかけて算出されます。そのため収入が多いとその分国民健康保険税も高くなります。税額はあらかじめ地方自治体ごとに定められており、保険料は口座振替、もしくは銀行の窓口で納付します。
国民健康保険は、加入の義務があるため、加入しないでいると保険証が没収されてしまうなどの罰則が適用されます。仕事を辞めるのはまったく悪い事ではありませんが、国民保険証の手続きや支払を怠ってしまうと、病院へ通うこともできなくなりますので注意しましょう。

年金の切り替え

年金の切り替え

在職中に加入していた厚生年金は、退職時で資格を失います。そこで、国民年金に切り替えを行ないます。厚生年金の加入資格を失ったなら、14日以内に国民年金へ切り替えなければなりません。年金手帳と認印を持参して、市役所、町村役場の国民年金課で手続きを行ないます。
国民年金は口座からの自動引き落とし、クレジットカード、納付書による支払いの3つの支払い方法があります。退職後に転職活動をしたものの、なかなか仕事が見つからないこともあります。国民健康保険や国民年金の納付額が高く、支払えない場合もあるかもしれません。そのような場合には、納付が困難だと言える正当な理由があれば、国民年金に限り免除申請ができます。
現在の制度では4分の1、4分の2、4分の3、全額免除の4種類があり、経済状況に応じて申請ができます。ただし免除を受けた期間の年金額は減額されてしまうので、将来のために貯金を切り崩すなどして納付したり、新たな仕事に就いてから免除された分の保険料を追加納付したりするのがおすすめです。

不安を抱えている人へ

人生を変えられない原因
人生を変えられない原因

今働いている会社を退職し、転職するというのを決断するというのはなかなか大変なことです。退職や転職することが挫折であると考える人も中にはいます。また、転職した後に後悔するかもと不安になる人もいるでしょう。他にも様々な理由で、退職や転職の決断をできない人がいます。一番苦しむのはどちらかを決断できずに、ずるずるといってしまうことです。ですから、どちらの場合であってもハッキリと決断することが非常に大切です。

心療内科は早めに受診
心療内科は早めに受診

会社を辞めたいと思う気持ちとうつ病には深い関係があります。中には、会社を辞めたいと思うこと自体がうつ病だという人さえいます。会社を辞める理由は、キャリアアップのための転職、理不尽なパワハラを受けている等人それぞれです。会社を辞めたいと思ったらうつ病というのは絶対ではありません。そして、会社で受けるストレスが原因で発症したうつ病は、精神病とは無関係なことが多く、精神科の対象ではなく心療内科の担当です。

退職後の手続き
退職後の手続き

会社を辞めてから転職活動を行う際には、いろいろと手続きをしなければなりません。転職に慣れている方であれば手続きについては問題ないと思います。ですが、初めての方には少しわかりにくいかもしれません。何からすればいいのか悩んでしまう人も多いと思います。まず最初にやらなければいけないのは、失業保険の受給手続きや健康保険、年金の変更手続きになります。失業保険の受給方法や健康保険、年金の手続きについてご紹介します。

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